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Motorsports

ハンコックタイヤが2023年まで‘ドイツツーリングカーマスターズ’とタイヤ独占供給契約を延長

2019. 07. 04

  • ハンコックタイヤの技術力がDTMに出場する全てのマシンの性能を最大限に引き出します。
  • 9年の信頼を基にタイヤ供給を超えた協同社との戦略的関係強化

ヨーロッパで開催されるモータースポーツ競技‘ドイツツーリングカーマスターズ(Deutsche Tourenwagen Masters, 以下 DTM)’に2023年までレーシングタイヤを独占供給することが決定しました。

DTMはこれまでハンコックタイヤのタイヤのみでレースを行い、出場する全てのマシンの性能を最大限に引き出す高品質のレーシングタイヤを必要としてきました。

ハンコックタイヤは本来の契約期間より1年長い4年契約での再契約を通じて、DTMとの信頼関係を確固たる物としました。また、DTMの品格を上げたパートナーブランドとして、その高い性能力は多くのモータースポーツファンを魅了し続けています。

DTMは BMW,AUDI,ASTON MARTINと云った世界的に有名な自動車メーカーが市販車をベースにしたツーリングカーでレースを行うモータースポーツ競技として有名です。特に今年は大会史上初、非ドイツ車メーカーでもあるASTON MARTINが参戦した為、例年よりも地熱な戦いが繰り広げられると期待されています。

また、今シーズンより採用された新規エンジン規定により、DTMで使用するマシンは2リッター4気筒ターボエンジンを搭載することが条件となりました。今回のルールでの4気筒エンジンは本来の8気筒エンジンに比べて、出力が100馬力以上上昇したことが主な特徴です。これに伴い出場するレーサーは以前よりもより高度なテクニックと集中力が求められます。更に、レーシングタイヤもより一層過酷になったコース環境でも最大限に性能を発揮する為の技術が求められています。

5月3日にドイツのホッケンハイムサーキットで開催された開幕戦‘2019 DTM’では現在ベルギーとイタリアで3ラウンドまで進行中で、今後はドイツ、オランダ、イギリスなどヨーロッパ各地を巡回し計9ラウンドにわたって行われる予定です。

今回、独占供給契約を結んだハンコックタイヤは1992年国内初のレーシングタイヤZ2000の開発を皮切りにグロバールタイヤメーカーとして、2011年からDTMに高性能のタイヤを供給し続け、名実共にその名を強固な物にしていき、全世界のレーシングマーケットを拡大すると共に常に最前線で活躍しています。